ちなみにこの先生の施術室はHP以上に変わっていた。
予約時間に到着すると玄関のドアが開いていて、隙間には
『ベルを鳴らさないでそのままお入りください』
と書かれた下敷きサイズのプラ板が挟んであった。
中にも張り紙が何枚かあって、要するに施術者とお客があまり会話せずに済むようになっている。
ポットの横には『ご自由にお召し上がりください』
更衣室の中には検査着の着替え方、その後の流れなどの解説。施術用ベッドの足元には
『施術中は精神を集中しています。話しかけないでください』
まるで注文の多い料理店のようだった。
