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くたびれ はてこのことを語る

いま思えばわたしはオートロックのワンルームマンションに一人暮らしをしていたし、倒れるまで働いていたから困っているように見えなかったと思う。
でも貯金はまったくなく、失業手当で暮していたから、切実だった。
「栄養士として知識のある人」「家事ができる人」をえり好みする余裕はなかった。
生のにんじんを囓り、いただきもののシリアルを食べて生きてた。

被災地で家が残った人たちは服を着て、家の中にいるけれど、もっと酷い。
水も灯りもガスも来ない。雪が降り続けている。