「ちょっと愚痴らせてくれ」
「おk」
「彼女の友だちが空気読めなさすぎでマジむかつく。俺が彼女の部屋にいるのにスカイプで話しかけてくるんだぜ?」
「え。彼女なんでおまえがいるのにスカイプログインしてるん?」
「友だちと俺とはベクトル違うっていうかどっちも大事的な」
「お前『友だちと話してるのになんで帰らないんだろ、空気よめない人ね』って思われてるだろ」
「いやそこは察して友だちに一言断り言うべきだろ。俺は『いいよ、話してて』っていうけど、空気嫁」
「彼女の空気読解力よりおまえ言行不一致を直せよ」
「俺はいつも人に気を使ってる。それなのに彼女は気を使わない。そぶりも見せない」
「嫌なら帰ってお前も友だちと遊べばいんじゃね? 友だちいないの?」
「いない。俺、友だちは少数精鋭だから。つか俺我慢してんのにもっと我慢しなきゃなんないの?」
「俺がいるときはスカイプしないでねって言えばいんじゃね」
「なんで? 俺が言わなきゃなんないの? これまでの彼女はみんなその辺察してくれたぜ?」
「何お前イケメンなの? よくそれで彼女出来たね」
くたびれ はてこのことを語る
