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家族今日のダンナのことを語る

親指と人差指の間で顎を撫でながらニヤリと笑いながら、
「うむ、俺はこれまで、猫ながらなかなか人間であったぞ」
とひとりごとを言っていた。
 
「え、なに?」
と聞いたら、劇団四季の「人間になりたがった猫」のポスターを指差し、
「『愛を知って、僕は”もっと”人間になった』って書いてあるけ、はぁ猫やけれども人間なんじゃなあと思って」
と答えた。