id:kutabirehateko
くたびれ はてこのことを語る

いぜん酷い噂を立てられて、権威のある人からそれを公式に伝えるようにと言われたことがある。
根拠がないと思ったけれど、出るところへ出るまでいったん言われたとおりにしようと思って向こうの言い分を伝えた。
それから自分の言い分も伝えようと思ったけれど、大半の人はそんなの聞かない。
それで大勢の友人知人を無くして、その年から私は痩せ始めた。
「そんな噂はいつか消える」
といろんな人が善意でいったけれど、私が失ったものは戻ってこない。
 
私は非論理的で根拠が薄弱で憶測にすぎない噂を流した人たちが
「あれは間違っていました。私の見解に根拠はなく、それは多大の犠牲をもたらす結果になりました」
と、噂を伝えた人たちに言ってほしかった。
謝罪なんかいらないと思った。「気分を害したことは申し訳なく思う」と巧妙に誤魔化されて嬉しいことなんかない。
 
なんでもいいから謝ったら許さなければならないという風潮があるけれど、私はまったくそうは思わない。
なぜ反省するに至ったか、どう間違っていたと思っているかということが、謝罪よりずっと大事だ。