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florentine(磯崎愛)のことを語る

ブログでも取り上げたけどコッチにも貼っとく。

大塚英志
『「伝統」とは何か』
ちくま新書、2004年
http://st.cat-v.ne.jp/kawamae_cho/book/suppl_35.html
「ぼくは「公民の民俗学」の可能性をあらためて主張する。「群を慕う」感情の断念から出発し、名付けられていない、定かでさえないが、しかし、それぞれの「私」を出発点とし、互いの差異を自らのことばで語りあい、それらの交渉の果てに「公共性」があるのだと考えた、昭和初頭に束の間出現した「公共の民俗学」こそが、ぼくたちが「日本」や「ナショナリズム」という近代の中で作られた「伝統」に身を委ねず、それぞれが違う「私」たちと、しかし共に生きうるためにどうにかこうにか共存できる価値を「創る」ための唯一の手段であると考える。
「創る」のは「伝統」ではなく、「個」から出発する「公共性」である。
その時、ぼくたちには「伝統」も「ナショナリズム」も不要となるはずである。」

わたしは大塚せんせ尊敬してるのでなあ。