ジャン・ジュネ『判決』読了。
いやまたこれは凄まじい本だ。
「時間」の本。
で、これは、言語との格闘だ。
言語の限界、線状性への、ていうあたりをほんとに強く感じたし、
なによりもジュネはたしかに「ルネサンス人」だなあと。
「私はいた、そしていなかった」とか読むと、キニャールの「往古」という語を思い出すというか、けっきょく、こういうことを考えているひとが好きなのだ。
「関係」、母語とのそれ。
「パガニスムについて」を読んだら自分はかなりしっかりジュネを読めているのではないか、という気がした。自惚れでないことを祈る。
