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florentine(磯崎愛)のことを語る

言わずもがなな余計なことをつけくわえておくと、

風になびく富士の煙の空にきえて行方も知らぬ我が思ひかな

を山(エベレスト)と煙の西行のところで思い出さないでは「歌詠み」(職業歌人)ではない、ということになるのがめんどくささなのよ、これはたまたま有名すぎる歌だからアレだけど、歌のデータベースがないとね、わたしナイから(言い切ってるぞw 物書き志望のくせに!
そしてもちろんそれは小説も同じなんだけど
職業歌人はさらにれができないと箸にも棒にも引っかからない
ていう「伝統」がある(現代短歌とかはちがうのかもだが、よく知らないのですみません)

これが伝統の底力
古典のもつ「重み」

しかし、この歌やっぱりイイな
すっと、ほんとに風にのる感じがある
壮大な裾野と煙、そのスケール感のいっぽうに、西行というひとの広大な歩みが重なって漂泊感とでも呼びたいような「漂い」が凄まじい
西行は、妄執とこの漂い、こだわりと漂泊の想い、ていうのの混じり具合がたまらないのよね

三島、ほんとに書いてからでも遅くなかったのに―><
辻さんも、書く前に亡くなったからなあ