《ゴンブローヴィッチとその同時代人》
「誰がゴンブローヴィッチの同時代人であったのか」
「そしてそのシェイクスピアの「同時代人」たろうとするものは、シェイクスピアから何かを学ぼうだとか、何かを換骨奪胎しようだとか、そんなふうには考えないものなのだ。ずばり、ゴンブローヴィッチは、シェイクスピアさん、ぼくならこうすると、シェイクスピアへの対抗意識をむきだしにして、たとえば『王女イヴォナ』を書いてみせた。君はどうしてこんなふうに書かなかったのか、と」
「同じ両大戦間期ポーランドの前衛作家の中でも、ゴンブローヴィッチが際立っているのは、ありとあらゆる「古典」に対する、その挑戦的姿勢であった」
「初期短編から『王女イヴォナ』を経て、『フェルディドゥルケ』まで、それらはプラトンからルキアノスまでの対話文学、ダンテ、ラブレー、そしてコンラッド、ジャリ、ジャック・ロンドン、H・G・ウエルズ、これらすべて「古典」に対する個人的「否」――私ならこう書く――なのであった」
「ゴンブローヴィッチが苛立ったのは、いわゆる「古典作家」の挑発を真っ向から受け止める代わりに、ひたすらその名声にすがり、ただ彼らを崇拝するあまり、決して彼らを「同時代人」とはみなさない「二流」の「同時代人」の存在であった。
挑発に対する鈍感さ。現代世界を冒しているこの持病に対して、はたしてゴンブローヴィッチの挑発は、多少なりとも、特効薬たりうるだろうか。いまとなっては、これまた「古典作家」のひとりにすぎないゴンブローヴィッチではあるが、その挑発に対して鈍感であってはならない。ゴンブローヴィッチを「同時代人」とみなしうるかどうかに、私たちの治外法権的精神の健康はかかっている」
西成彦『エクストラテリトリアル』(作品社)から、はいく再掲
フェルディドゥルケ(平凡社ライブラリー ISBN 458276522X)
コスモス―他 東欧の文学(恒文社 ISBN 4770402147)
ポルノグラフィア (河出書房新社 ISBN 4309201377)
バカカイ―ゴンブローヴィチ短篇集(河出書房新社 ISBN 4309202985)
トランス=アトランティック (国書刊行会 ISBN 4336035946)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81
トランス=アトランティックとフェルディドゥルケとバカカイしかよんでないけど(図書館にそれしか入ってないから、という理由)
ていうか、そうか、わたしまえもかいたのかもだけど、亡くなったの三島が自死する前年か、ふえー
三島はね、このひとにノーベル賞の前哨戦といわれる賞で負けてるのだ
でもちゃんと読んでたの、当時から
それからね、西さんの本では、ジュネがゴンブローヴィッチを追い回したらしいんだけど、そこは定かではないらしい
そうだ
シュルツも読まなきゃなのだが、しばらくはフーコー関連で
それよりなにより、わたし、あんまりアタマ働いてない、やばし
寝るか、いやでも、うーん
