id:florentine は
id:gustav5のことを語る

刑訴的な調書をよんだことがないのでわからないのですが、
 
>ある事件があって、ある結論があって、その結末に向けて動機はこう、もしくは動機はともかくそれに踏み込んだ誘因・選択した原因はこれ、状況証拠はこう、もしくはこうあらねばならないのにそうじゃなかった理由、という組み立てをがっちがちにして、それを肉付けしてるんじゃないかなあ、
 
これは、まるっきりフランス心理小説の伝統的手法の説明っていわれたら通用するし、面白いですね。あと、『危険な関係』をかいたラクロは弾道学(というのはよく知らないのですが)の士官(だったよね?)でして、やっぱり軌道計算みたいにして小説をかいてるというふうに言われたりしています。もちろん、三島の大好きなラディゲもまた「フランス心理小説」の系譜に属する作家ですし。
それと、
没原稿の件はなにかでよんだのですが、「意味が明確で論理的にすぎる」つまり「明晰」であるからダメだったと書かれていたように記憶しています。
三島の英文を先日よみましたが(川端の推薦文)、わたしでもよくわかりました(笑)。
たぶん、ですが。三島の小説はフランス語や英語に訳してもそれなりに読めるし違和感がないんじゃないかと勝手に思っていたりします。