[こんな場所で]
高速道路でバイク二人乗りが禁止されていたころ、嫁とバイク二人乗りで正月に下道1000km走って帰省したことがありました。私が乗っていた600ccのバイクで、嫁は大型免許をっていないので、全行程私が運転します。
運転もまあ大変ですが、後ろに乗って1000kmというのも狂気の沙汰です。しかも寒い。
当時は私の運転の信頼性が高かったのか、単に年末の仕事で疲れていたのか、嫁は後ろで眠ります。座席の後ろに荷物を入れる箱をつけていたし、前には運転手がいるので、前後の動作はしかし許容範囲でした。
10時間以上かけてたどり着いた京都で一泊し、二日目出発してやはり10時間は経っていたでしょう、終盤の広島西部に入ったあたりから、(本人の意識とは無関係の)後部の動きが激しくなります。基本は前後の動きで、停止するたびにヘルメット同士が衝突して音を立てるというのが主なできごとですが、峠道に差し掛かると、左右の動きも発生します。放置していたらたぶん落ちる。
よって、右手はアクセルを握り、左手はパッセンジャーの膝を叩くという作業に忙殺され、運転手は眠くなる余裕がないという安全運転でした。
後年、クローズドな有料コースを二人乗りで走ったとき、最高で200km/hくらい出たのですが、そのときも眠っていやがった。
ずぼんぼ@豆腐の角のことを語る
