id:zushonos は
おっさんのことを語る

ボクらのような若輩者が自称していい気になっているようなのとは違う、誰が見てもおっさんというあんばいのおっさんに、昨日から、直接・間接に煩わされた。
最初は、昨日の昼下がりのこと。自分が車を運転していて、直進しようと思ったら左折専用車線だったので右に車線変更した。すぐに信号に引っかかって停止。前を見て信号が変わるのを待っていたら、右後方で突然ばしばし車体を叩く音がする。後ろのトラックの運転手のおっさんが降りてきて、うちの車の窓を叩いて叫びよる。「割り込むな」と言っているようだ。側道から本線に合流する道で、一回信号が変わる間に通行できる量が少ないようで、期せずしての割り込みだったんだが、いたくご立腹らしい。気持ちはわからんでもないが、自分の場合、立場が逆だったら、脳内でSATSUGAIしておしまいなので、物理攻撃にうったえるおっさんのありさまはKICHIGAIにしか見えない。幸い、おっさんも、その時点では窓を叩いて叫ぶ以上のことをするつもりはなさそうだったので、肩越しに「はいはいどーもすみませんでした」と言ったらトラックに戻って行った。
次は、今日の勤務を終えてバス停に向かおうとしたときのこと。前方の歩道の植え込みから、黒っぽい大きな塊がはみ出しているのが目についた。動いているような、動いていないような。近づくと、紺色の作業着を召したおっさんが、片足の靴は脱げ、腰砕けになって、半身を植え込みにうずめた状態でにやにやしているのがわかった。おおむね一人で悦に入っているようだが、わたくしがそばを通るときは微笑みかけてくれた。経験不足で適切な判断をする自信は無いが、薬物的なあれを想起した。その後ポリスが車二台でやってきて、何やら話しかけていた。
さらに、無事バスに乗りこんで、順調に出発、次のバス停を出発した直後のこと。車両後部に乗っていた自分の左手から、ばしばし車体を叩く音がする。おっさんが、徐々に加速するバスに併走しながら、バスの車体を叩いていた。おそらく「乗せろ」と言っているのだろう。運転手は車外向けのスピーカーで「危ない」と不機嫌に繰り返す。止まろうとはしない。おっさんは私の視界にほぼ全身が入るまでは追いついたが、少しずつ遅れる。このままおっさんが悪あがきすると後輪に巻き込まれるんじゃねえかと心配したが杞憂だった。
いまのところその後はおっさん禍はなし。