id:usaurara
うさのことを語る

[映画みてきた]

「革命の子どもたち」みてきました。先週の「大いなる沈黙」が文字情報のほとんどない静謐な画面の連綿と続く作品だったせいかな、ドキュメンタリーという枠でいえば同じなのに濃度がまったく違うなと思ってしまいました。二人の女性革命家とそれぞれの娘たちの過去と現在を描いているのですが、なぜどちらかに絞らなかったんだろうと感じる。娘が語るごくプライベートな想いをもっと掘り下げられただろうにと。そこまでやらないと意味がない、かえって世の中の反感を買ってしまうのではないか。特に重信メイさんのほうはジャーナリストを名乗るのだから。

というような感想しかなくて、映画そのものよりも制作の企図やそれがどれだけ具現出来た作品なんだろうとかに関心が向いてしまった。