id:usaurara は
うさのことを語る

[記憶のなかの電車]

最初は阪堺電車。長屋のすぐ横に線路があった。
物干し竿の洗濯物を眺めながらしゃがみこんでおままごとのまねごと。すずめ、おかあさんの気配、右手にときどき電車。

次がちんちん電車。路面を大きなカーブがきっていて、父のバイクからそれが光るのを見ている。
右手の角には今でいうペットショップがあり、大きなケージの中に鳩のような鳥が居る。
その交差点には鳩もたくさん行き来していて、「売られる鳥」と「売られない鳥」が同じ場所に居るのが印象に残っている。

三つ目が京阪。枚方に居たので三条からあちこち寺社仏閣めぐりに出かけていた。
私のなかの「綺麗なもの」の記憶はかなり京都と繋がっている。