id:usaurara は
うさのことを語る


------ MAUVE (1) -------

長い壁を片手で擦りながら歩いてちょうど真ん中あたりで 立ち止まり、
気付かずに行く赤のダウンがバイクにたどり着くのを見ている。
あなたは二度僕を呼んで、引き返してきた。
今「どうした」って聞かれたら。今ここでなら。
 
でもあなたはただ黙ってメットを差し出した。
これが答えですか。僕の願いをこれが封印するんですか。
 
99%の群青に赤い灯がさして紫に染まった世界が
一瞬の、でも明らかな戸惑いを映し出していた。