永野のり子著「電波オデッセイ」で
主人公が「売春してる」「誰とでもやる」という噂をたてられて女子いじめに遭うんだけど
きっかけは、リーダー格の女子が片思いしてる男子と、主人公が、
趣味を通じて気軽に話せることに対する嫉妬で、なんかこう典型的なんだけど
すごくわかるわかるってなった
いじめがエスカレートしていく中で いじめっ子側の心に映る主人公のビジュアルが
どんどん悪魔化・バケモノ化していって 「あいつを人間じゃない事にしよう」「人間じゃないから何をしたっていいんだ」ってなっていって
それは、いじめっ子の罪悪感から目を背けるための 防衛的な心理なんと思うんだけど
同時にいじめっ子自身が 自分の作り出した幻の主人公という怪物に追いつめられていく
(主人公が自宅に来たらヒステリーを起こし悲鳴を上げて逃げまどう)
描写が気持ち悪くておもしろかった
ワタシも子ども時代のある時期、いじめてくる側、からすると
「自分には出来ないとんでもないこと(大人の視点から見れば、大した差異ではないんだけどね)を
やすやすとやってのけてしまう、化け物じみた存在」だったのかもしれません
