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ドアのブのことを語る

「うちの子供たちは五体満足で何不自由なく
かしこく生まれてきて、恵まれてるしありがたいことだ」と
母が言うのが、苦手である

そう評されている本人は まったくかしこい自覚もなく、
どちらかというとダメな人間だ 出来ない子だ と思いながら過ごしてきて 今もそうだ

「そりゃあ大変な当事者や親御さんの前では絶対言わないよ人として!もちろん!」
と豪語されても...
集団の中で 防衛のために卑下したり 目立たないようにすることに神経をすり減らしてきたので
その点では 大変良いものを持って生まれても 結局 「多数の人と違う」 時点で
適切な言い方が思いつかないけど、障がいがあると同じだ
それは隠しておかなければいけないものなのだ と言われてるようで つらかった

腹の内と口がまるで別の装置のように使い分けられなければ 大人じゃないのかな
「うちは幸せ、あなたはすばらしい子」 というのと
「その幸せや才能は、家の外で見せないように。ねたまれてトラブルの元になるから」
というのが、母の中では矛盾なく、常識として機能してるみたいだけど
ワタシにとっては どうも呑み込みがたい キュウクツなものなんだけど