[創作と九十九里浜のイメージ]
外房の海は、家族友人同僚恋人と何度も行っているので、想像でなく見たことを語れるはずの場所、なのだけれど
あの土地の持つ不思議なオーラというか非日常な雰囲気は伝えづらく、また
伝えられないからこそ魅力があるとも思います
椎名林檎「歌舞伎町の女王」の歌詞では
「女王」である母娘の故郷として、
宮部みゆき「ブレイブストーリー」では
主人公を捨てて家を出た父の実家がある場所として、
京極夏彦「じょろうぐもの理」では凄惨な事件が起きる旧家と学園がある場所として登場します
何かこう、きらびやかな世界に生きる人々が、疎ましく感じ、切り捨ててきた(けれど捨てきれない)古臭く寂れた「故郷」というもののイメージを、強く持った場所なのかもしれません
都心から程よく距離がある、というのも一因かなあ
