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自分(id:gustav5)のことを語る

40過ぎても結婚できないというのの、見た目に金と気をつかわない、引っ込み思案である、マーケティングができない、というのはわからないでもないけど、逆をやっちまうとけっこう大変です。
男子校育ちであったので異性の扱いにそれほど慣れてなかった頃、そのまんまだととっつきにくいから仮面をかぶっていたころがあります。いまより人付き合いに関していくらか社交的であったのは確かで、ひとりでは帰れそうにない酔っぱらいの相手をしてタクシーに乗り、相手の住処に行ったらほんとは酔っぱらってなくて、狙いをなんとなく察知して「おれはお持ち帰りされてしまったのか」とあわてて帰ったことが男女ともにあります。あんまり社交的にふるまわないほうが、積極的にならないほうが、相手に良かれと思ってやることは少ないほうが、実は余計なことを背負わなくて安全であると思っています。つか、おれが変な人生歩んでるだけか。
で、見た目に金と気をつかえ、引っ込み思案になるな、マーケティングしろ、というあの文章を、ああ嫁姑関係ってこんな感じなのかなあ、と思って眺めていました。婚姻していないのでほんとのところはわかりませんが、「見た目に金と気をつかえ、引っ込み思案になるな、マーケティングしろ」という3原則をおのれを殺して忠実に守って相手を見つけたお姑さん…じゃねえ人は、それをしないお嫁さん…じゃねえ人に、苦労したぶん、やはりどこかイラつく・いびりたくなるのかなあ、と。日本社会ってどこか「こうあるべきもの」という経験則を確立した人がなぜかそれをしない人にイラつく不思議な関係のようなものがあるような気が。