文学がなにかなんて全然知らないのでほんとたぶん笑われそうなことを書くと、文学自体はそれほど高尚なものではなくて、寂聴師の言葉を借りれば「ああそれはわかる」とか「自分も体験したかもしれない」ということが一方にはあるのではないかと。
で、村上さんのやってることっていうのはたぶん人の弱さのようなものを描き出し(ねじまき鳥を読んでるとそう思えるのだけど)、それでもなんとか生きてゆく、というところに持っててると感じてるのだけど、誰でも弱さがあって、その描き出す弱さについて普遍性があって、深く思索を巡らせてるような気がしてならんのです。キーワードは【弱さ】であったりなんだろけど、うん、いつもどうりうまくまとまらん。
大文字とか高尚な文学になるかどうかは知らないのだけど、その思索は一定の評価があってもおかしくはないと思うので、候補にあがるというのは理解できるんすけど。受賞してたら理由を訊いてみたい気がしないでもないっす。ぜんぜんあてずっぽうの予測↑をしてると思うので、消すかもだけど。
あとは文体が、本人が書いてはるように音楽を参考にしてるので、その村上語を読まされる方は慣れるまで時間がかかったり、すでにある流れからはなれてるので、嫌われやすいしマイナス要因なのかもっすが。
