id:gustav5 は
自分(id:gustav5)のことを語る

日本独特の考え方に予防保守というのがあります。異常が起きないように定期的に異常がないか検査する考え方です。鉄道車両の場合すくなくとも3か月に一度くらいの頻度で主要部品の検査を行い、摩耗しやすい部品を交換します。すくなくとも8年にいちどは工場で分解してすべて検査を行います。でもそこまでやっても異常が起きないか、というと起きちまいます。リスクをゼロにする、というのは見果てぬ夢みたいなものです。地震のとき鉄道の場合、リスクはゼロにできません。新幹線などは沿岸部などを含めあちこちに震度計を設置して地震を感知したら信号を給電施設に飛ばして自動的に電源を落とします(このシステムをユレダスといいます)。地震の揺れよりも先に電気と落とせば地震が来るまでに新幹線は減速しますからいくらかリスクをゼロに近づけることはできます。それ以上の、いつ来るかわからない地震に向けてのリスクをゼロにする、ということはできません。ゼロにする近道は簡単なことで新幹線を運行しないことです。でもそれはできない相談です。
私はリスクコントロールの専門家ではないのでへたなことは言えませんが、既にあるもののリスクをゼロにする、ということは不可能に近いのではないか、と思ってます。社会人になってから「安全はすべてに優先する」というのを叩き込まれたのですけど(でもって安全てのは高いということも思い知らされたんだけど)重大事故が起きると、やはり考えちまったりします。「安全はすべてに優先する」ということは正しいことなんだけど、原発だけリスクをゼロにしろ、といってもできない相談のような気がしてならず、限りなくゼロに向けて近づけておいてリスクをどこまでを許容するかorすべてを止めるか、ということになるんすが、すべての原発を止めるというのはもしかしたら正しいことなのかもしれないけど、うーん