読むという言葉の意味なんすけど、たとえば短歌なんかでもちいさい頃はわかんなくて、「君待つと我が恋ひをれば我が宿のすだれ動かし秋の風吹く」 ってのがあるんすけど万葉集の時代の人の気持ちとか作者の気持なんかわかんねーよとか、井伏鱒二の山椒魚を読んで山椒魚はどう思ったかなんて山椒魚じゃねーんだ、わかるわけなかろーもんとか、考えてたんすよね。で、 準備万端で寝床で待って、風呂から上がってこっちへ来る時の音とかにびくついた経験をして、あー額田王のはこれかー、ってのを理解して、別の時、時機を逸してにっちもさっちもいかなくて苦闘したときに、あー山椒魚の話はこれかー、って理解して、たぶんそのとき、はじめて額田王に近づいたり井伏さんのいいたことをやっと理解できて、ってのがあって、たまーに思うのは、じゃあ読むってのは、どういうことなんすかね。たまーにわからなくなるんすけども。
自分(id:gustav5)のことを語る
