チセ内部

チセは道内どこでも構造は同じです。必ず東側に窓があり、カムイ(神)が出入りすると言われてます。写真正面の窓がそれに当たります。そこから真ん中までは神様が通るところなのでなるべく足を踏み入れてはいけないとされてて、また女性は行ってはいけないゾーンになってます。で、中央には炉があって、炉の中には、アペフチカムイという火の神がいると考えられてて無事に暮らせるよう見守っていると信じられていました。このアペフチカムイって火の神様はけっこう重要らしくいちばん最初に祈りをささげてるのだとか。

で、窓の外には山の神様とかシマフクロウの神様が並んでいたりします。

で、チセというのは地域によって建材に差があって札幌はかやぶきなんすが、旭川へ行くと全然違う素材です。旭川は笹らしいです。
実は話を聞いてて後頭部をがつん!ってやられた感覚だったんすが、みんなアイヌってひとくくりにするんだけど旭川や札幌、十勝じゃ違いがあって、すべてが同じとは限らないんだよ、ってなことをおっしゃってました。
もうひとつ、前にも書いたかもですがこのアイヌの建物を作る技術を習得してる人ってのは道内で8人くらいしかいなくなってしまったそうなのです。記録は残してあるのですが、少数民族ってのは多数派のなかで独自の文化を継承してゆくのが困難なんだってのを、思い知らされたんすが。
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