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自分(id:gustav5)のことを語る

【いろんなことをはしょってぼんやり】
今の日本の刑法は「人間って自らの意思により自らの行動を決定することができる存在」ということを前提に作られています。でもってこの考え方は旧派だとか古典派っていわれてます。
逆に「人間って環境や遺伝によって意思がコントロールされてる存在なんじゃなかろか」という考えをもつ新派っていう人たちがいます。
まず犯罪の原因は生物学的なものからきてるって考えたロンブローゾという人がイタリアにいて(確かシャーロックホームズは骨相学をやってる設定だったはずですが)「生来性の犯罪者」というか「宿命的な犯罪者」ってものがあるんじゃないか仮説をもとにまじめに犯罪者の骨格とか研究してたらしいのです。犯罪者特有の特徴があるんじゃないか、っていう。でもって「生来性の犯罪者」を隔離すべきってなことを言い出します。ここらへん、全体主義の考え方に影響があったはずです。確か。実際、その弟子(たしか弟子筋)がフェリーという政治家です。イタリアのファシスタ党に入ってました。それまで犯罪を行った責任というものに対して刑罰を加えてたのですが、犯罪者の危険性に対する制裁をすべきじゃないか、ってなことをいいだします。国が高福祉を実現すべきってなことを抱き合わせで言ってるんすけど。
ドイツのリストという人の場合(この人音楽家のリストの親戚です)、遺伝とか環境によって危険な性格を持つようになった人間はそういう性格だから犯罪を犯すんで有って、刑罰は社会にとって危険な性格を有する者に対する矯正が刑罰なんだってことを言い出します。
ドイツの新派の刑法学は悪い性質を持つ人間が犯罪をするんであって、犯罪を犯す恐れのあるやつは隔離しちまったほうがいいんじゃね?ってなことになってゆきます。社会全体の防衛のために刑罰を与え、拘禁するのです。ドイツではこの考え方が謎発展して社会にとって危険な性質・性格をもつやつは隔離して刑罰の対象にしちまえってなことになります。治安立法というか、危険なやつは社会全体のために隔離しちまうようにするバックボーンになったりします。ナチスがこの考え方を過激にして持っててロマの人を隔離したり、果てはナチスはアーリア人・ドイツ国民が遺伝的にもっとも優秀な民族で純潔を守らねばならぬって言う発想を持ってドイツ人の純潔を守る法律まで作り、対してユダヤ人は優秀じゃないしユダヤ人が存在することはよくないことであるなんていう手前勝手な理論でもって虐殺を行うわけです。もちろんそこにいたるまで授権法だとかいろんな手続きを経てやってるんすが。ナチスは特殊事例で新派の学者も修正を図ってへんな主張をしてません。
人は完全に環境や遺伝によって左右されるかっていったらそうはいえないわけっすよね。私がそう思ってるだけで、違うかもですが。
人間って可塑性があるんじゃないのか、ってのを信じてますけども。
男は獣、檻に入れろ、ってやつのモトネタをしらなけど、漠然とナチスのことを思い出しました。理屈ですべて何か処理しようとすると謎発展して、ナチスみたいなことになるんじゃないかなあ、と。
あ、どうでもいいですが、拘束されるのってすごく嫌です。檻に入れられたこと無いけど、裸で腕を拘束されるのも、あまりスキじゃないです。