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自分(id:gustav5)のことを語る

【このくにの限界】【ぐるぐる】
平成9年まで明治時代に制定された(アイヌの人だけに効力を有する)北海道旧土人保護法というのが生きてました。北海道が設置されてからはアイヌの人たちが出入りしていた所有者がはっきりしない土地(北海道に住んでたアイヌの人たちは土地所有の概念があまりなかった)はいったん国有財産とされアイヌの人たちにも無償で払い下げられたんすけどこの保護法によってなぜかその土地を他人に譲渡する際には別に道知事の許可が必要でした。明治時代のその立法趣旨は不明ですが新憲法下でも残り続け、アイヌであるからという理由だけで許可が必要なこの事実上の差別的条文を無くすまでえらい時間がかかりました(土地以外にも共有財産の処分にも許可が要ったはず)。そもそも北海道固有の事情というかそもそも47分の1のエリアの話ですし、さらに当事者としてのアイヌ民族は道内に23782人(2006年北海道調査)ほどなので道内でも少数派だからでしょう。アイヌ民族の国会議員は参議院比例区で当選した議員が平成になってやっと一人登場し、旧土人保護法の廃止もその当事者としてのアイヌ民族の議員が当選して政府に積極的に働きかけ、その任期中に実現してて、廃止のニュースを知ったとき「やっとなくなったのか」ってのと、その議員が居なかったらどうなってたかなー、と思ったんすが。
ちなみにいまはアイヌ民族の議員はいません。実は前回の参院選で北海道選挙区で次点で負けちまった女性がアイヌ民族の人でした。個人的心情からいえばアイヌ民族に民族枠として北海道に一議席って思いたくなるのですがそれはたぶん平等ではありません。
国会議員というのは全国民の代表であるべきであって多数派や特定の地域・団体の代表であるべきではありません。でも悲しいかな、この国の体質として全体最適より「多数派の多数派による多数派のための部分最適」に走りやすいんじゃないか、なんて学生時代から疑ってます。その結果、多数派でないほうが抱える問題の解決ってのは遅れやすいのではないか、って思ってます。
少数派の主張というのを通すとき非常に苦労します。日本国民であれば憲法に請願権というのがあって主張の実現を国家に対して明文上は要求できます。が、実効性はあるかっていったら、たぶんそれほどではないはずです。一票の平等に留意しながら選挙を通じての人口の少ない地方や少数派の意見を反映させるためのシステムってどういうものがベストなのか政治学を正直、知らないのでよくわからずにいます。どうしたらいいんすかね。