【ずれ、というかなんというか】
個人的にはレイプ系の陵辱表現が苦手なんすが、それを【明文で18歳以下と思われる実在しない人格をつかって表現することにつき、包括的に指定してそれいけないものですよ、と規制する】と事実上の思想統制・道徳強制になっちまうので、怖いな、って思ってるんすよ。見たくはないけど、実際製造段階で被害が発生してるわけではないから規制できないわけで。
で、実際、岐阜で行われてるように、自治体で有害マンガと思えるものを有害図書として指定しても、売ることは規制されても表現自体は規制されません。買えるところで買えるわけで、制度的にはどこに問題があるかっていったら問題はないとおもうのです。で、有害図書規制そのものはあっても問題ないと思うのです。「人間の性に関する良心を麻痺させ理性による制限を度外視し奔放、無制限に振る舞い、性道徳、性秩序を無視することを誘発する危険を包蔵してる」ってなことをわいせつ物がもってるのなら、その判断が未熟な青少年にわいせつ物をなるべく近づけるべきではない、というのは理解できます。
で、表現規制の都条例の怖さってのは、検閲のこわさ・思想内容等それ自体を網羅的に規制する怖さだと思ってて、この場合は非実在青少年の性表現の規制であって、「都が外に発表されるべき表現を予め審査して規制して不適当と認めたときは発表を禁止」もしくはそれに同視すべき「重大な影響を与えるようなこと」にならなければいいな、と思ってるのです。ああ、めんどくさい、具体的に書くと非実在青少年を題材としたセックスに関する表現物の出版流通の自粛を求める、っていうふうに事実上の行政指導を東京に本社のある会社全体に行うようになるのが怖いんすよね。
条例ってできちまうと、根拠がないからそれができないという言い逃れが、自治体にできなくなるのです。ああ、めんどくさいこというのですが、条例が出来たところで条例を使って自治体がばんばん取り締まることを自治体が「それはできない」といい逃れることができないわけっす。条例が出来たところで都が取締を率先するとは考えにくくて、むしろこういうふうな条例が出来たんでひとつよろしく、と真綿で首を絞めるように行政指導するようになるのかなあ、と。
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