id:gustav5 は
自分(id:gustav5)のことを語る

【死刑のすれをよんで】
条文に基づいて原則論をいうならば死刑判決が出たあとその事件に再審等の請求がありそうだったりそうなったら判決がひっくり返る可能性があるかもって判断したとき以外はしかるべきときに執行の命令の文書に法務大臣はサインしないとまずいです。確定した裁判の記録を法務大臣が読み直した上で執行を命じたり命じなかったりすれば、事実上、大臣が最高裁判所ほか裁判所より上位の機関として君臨することになっちまいます。大臣独自の判断で執行しないということは、不作為ですし、また行政庁の司法権への介入みたいなふうに結果的になってしまいかねない。仮にそこで「俺、サインしたくない」なんてことになったら裁判所より法相が上ってことになっちまうのです。それはちとまずい。
死刑執行を非難する自由ってありますけど、行政としての死刑執行を叩いても意味をなしません。大臣や時の政権が左右できる問題ではないです。
で、死刑制度の難点のひとつは罪を悔いてるところがない死刑囚がいたときにその死刑囚をそのまま絞首台に送ってしまうことで、起こりうるかもしれない悔悟の機会も謝罪の機会も失ってしまうっていうところなんすけど、今年、東京と埼玉の幼女連続殺人事件の犯人という「罪を悔いてるところがない死刑囚をそのまま絞首台に送ってしまった」あと故に、その点の議論が沸きあがるかなーなんて推測してたのですが、予測は見事にはずれました。
長文なのでこっちへ