というわけで、公開3週の 「さらば、愛の言葉よ」 3D上映。 すいていることを期待しましたが、実際は客席の8割ほどが埋まっており、ミニシアターにて上映のゴダール作品を見に行った中では、これまででいちばんと言っていいくらいの埋まり具合でした。

上映終了後ロビーに出ると、映画館の人の “ゴダールのパンフレット売り切れました” という声が聞こえてきまして。 しまった！ 公開後、日数が経ってると、こういう問題が…と。 めったにパンフレットは買わないのですが(もしも見に行く映画すべてのパンフレットを購入したとしたら、なにしろかなりの金額に… それで何本映画見られるんだって話になりますから)、切り取って掲示してあった見本のパンフレットの内容を流し読みしながら、これは買おうかなあと思っている真っ最中だっただけに、残念でした。

ああ、ゴダールだ、と思いつつ、時に その3D映像の 人物の重なり具合に驚いたりしつつ、終わり方に驚いたりしつつ、いや、わかっていたはずじゃないかこれはゴダールの映画だ、と思ったりしつつ。 見てまいりました。