【わりと愚痴 ②】
先日見た 「アメリカン・スナイパー」 は500近い席数で、半分ぐらい埋まってましたか。 ギリッギリの時間に、スクリーンからの距離はわりといいけど このシアターの大きさにしては位置が端すぎる、という微妙な席をあえて取ったのに、そして前列もすぐ後ろも余裕あるのに、その状況でも、私が買う時には あいてたはずの隣に 人が。 「あんなギリッギリの時間に、まだ あのあと券買った人いたの?!」 という驚き… それも、こんなに あいてるのに、よりによって1つもあけずに すぐ隣…。 狙いが はずれた残念感もあいまって、2時間半落ち着かんかった…。
そして今日。 ホラー映画 「アナベル 死霊館の人形」 を見に行きまして。 今日も、座席の埋まり具合を画面で確認して、満席でもないし、ほかの観客から離れた、スクリーンに多少近め つまり 若干敬遠されがちな位置を、もうこのあと そんなに人増えないだろう、というぐらいギリギリの時間に取りまして。 実際、私が行ったら、隣どころか その列自体、私以外誰もいなかったわけです、もう少し後ろの列のほうが見やすいと感じられる傾向にあるゆえに。 よっしゃーー落ち着いてゆっくり見られる! と喜んでおったわけです、そしたら。
本編始まってから、ぞろぞろと入ってくる若者たち。 いやな予感。 段差をのぼってくる。 もっと後ろの列か? いやそりゃ前でも構わんが、いやな予感…… 的中。
私のいる列はほかに誰もいなかったので、わたしの左右すべての席があいております。 本編始まって、喋りながら入ってくる若者6人組。 私のいる列の右側から入ってきて、6人がぞろぞろぞろぞろぞろぞろと私の前を横切ります。 本編始まっております。 6人の友人知人同士で来て、バラバラに座るなんてことはないので、6人全員私の前を横切って、全員が私より左側の席へ行きました。 繰り返しますが、私の左右すべてあいていたので、当然左側もあいております。 左側から入ってこられる構造です。 本編始まっております。 ホラー映画にとって、出だしは重要です。
最初っから 左側から入ってきたらよかったんちゃうんかーーーーい
って思いますよ、そりゃ。 それをなんで右から入ってきて私の前を6人ぞろぞろ横切っていくのか若者たちよ……本編始まってるのに…… ホラーなのに!
ただでさえ、ホラー慣れしすぎて多少のショック描写じゃぴくりともしない私のこと、こんなふうに興をそがれた日にゃあ あなた、怖さなんてまったく感じられないじゃないですか。 気を散らさずに集中して見て、もっとホラー映画らしい趣を味わいたかった…… にも関わらず、自分の左側から終始わさわさ感が伝わってきて、もう趣も何もあったもんじゃなく。 本編開始後にさんざん視界さえぎった挙句、しゃべるわ、ポップコーンをみんなでまわして食べるわ (館内で売ってる以上食うのは構わんが、友人に渡すたびに しゃべるのをどうにかしてほしい、できれば黙って食ってくれ) …… ああ。
呪われた人形の映画だけに、呪ってやるーー なんてことは言わないし思いもしないですけどもね。 そんな元気 今ない。 ひたすらげんなりした……。 気分変えようと思って映画館行って、かえって げんなりって。 せっかくのホラーなのに…… ホラー映画って、決して いつでも上映されてるってわけじゃないから、見たいタイプのホラーが 行きつけの映画館で上映される機会は 貴重なのに…… 何が起こるかなんて わからんのだから どうしようもないとはいえ、別の日に行けばよかった気がする……。
