今日は「フォックスキャッチャー」見てきました。

ところで、賞レース、ひいてはアカデミー賞に絡んできそうな作品が、そのことを宣伝文句とされることは、11月頃から今の時期にかけて毎年あり、そしてもっとも多用される文言が “アカデミー賞最有力” ですが、この 「フォックスキャッチャー」 ポスターに使われている “文句なしのアカデミー賞候補” という表現を見るのは初めてです。
実際ノミネートされたし、仮にもし受賞ならずとも そのまま貼ってあって まあ おかしくないといえばおかしくない表現。 “文句なしの” というあたりに、候補に名を連ねることを(本国じゃ)誰もが認めるぐらい素晴らしい作品なんだよ、と言いたいだけで、それ有力だやれ受賞だとは言い切ってないから! みたいな、考案者の苦心のあとが感じられ。
公開時期からして、授賞式後もまだまだ確実に上映中だから、受賞しなかった場合のことも考えると、これまでの決まり文句とは一味違う、ひねった表現が必要だ! みたいなことになったんだろうかと(推測)。
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