【プラハの墓地】
前にも書いたけど、小銭稼ぎのためにアクセス数を増やそうとして、気軽に民族や国やその他属性に基づいた偏見をさらに煽ろうとするサイトや発言が溜まると、一人歩きして恐ろしいものを生み出してしまう、というやつ。
甘やかせて育ててくれた祖父(これが祖父、というのもうまい)の思い出、と、ちょっとした小遣い稼ぎのための思いつきがどんどん膨らんで、煽ることによって本人も煽られて、最終的にあんなとんでもないものを産み出してしまう。
物語は、徐々に解き明かされてく形式で、最後の最後に語り手がつけ加えるところによって、「やっぱりアレなのか……」ってことになるんだけど、日本ではカバー裏であらかじめばらされてます。まあしょうがないかもしれん。知ってても、中身は知らないんで、それについて語られるところとか読みでがありました。
フィクションがどのように手元を離れてフィクションでなくなっていくのか、をフィクションで語る、しかもミステリ仕立てで、というとこがおもしろかった。シャーロックのマグヌセンみたいなこと言うところもあったよ。
自分(id:dadako)のことを語る
