関西では10/12(土)より公開中 「クロニクル」
・どういうわけか、ポスターの掲示や予告編上映が公開直前ギリギリになってからであったための情報の少なさと、作風・手腕を事前に知りようのない若手新人監督の作品であるため、そのままスルーしてしまいそうなところを、「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」 「欲望のバージニア」 出演のデイン・デハーンが出ていることが決め手となり、鑑賞。
・登場人物が手持ち撮影している設定の映像の場合、画面がやたら揺れて、目が疲れることがありますが、この映画は、主人公が “ある力” を使ってカメラを固定させていることになっているので、わりと見やすい。
・室内の殺伐とした雰囲気とか、かっこよすぎない服装とか、会話とかの描写に、現実味があっていい。いろいろと “いじめられっ子あるある” な目に遭う主人公を演じるデイン・デハーン、幸薄い感じをかもし出すのが巧み。
