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あんとわのことを語る

『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』

主演のマチュー・アマルリックは、この映画とか、
以前の主演作 『潜水服は蝶の夢を見る』 とかでは
素敵だと思うが、かつて 『007 慰めの報酬』 で
演じた悪役は、まったく魅力が感じられなかったのだった。

英語圏以外出身の俳優がハリウッド映画に
初めて出演する際には、悪役であることが多いが、
その場合、自国の映画に出演しているときに
発揮されている良さが感じられない場合が、これまた なぜか多い。
マチュー・アマルリックもそのパターンかと。
(『007 慰めの報酬』は、厳密にはイギリスと合作だけど。)
こうしてフランス映画に出ているときのほうがいい。