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あんとわのことを語る

【12月に入ってからの映画

『恋のロンドン狂騒曲』

ウディ・アレン監督の作品なので行ってきた。

数々のアレン監督作品の中においては、
正直、“傑作” の部類ではない、とは思う。
(前作『ミッドナイト・イン・パリ』のほうがもっとよかった)。
アンソニー・ホプキンスは、アレン作品の
イメージがないので、意外性のある配役。
ナオミ・ワッツの、夫や母と口論になるシーンでの、
相手の言葉にキレそうになって わなわなしてる感じとかの
巧さが さすがです。 台詞の応酬はいつものアレン節。
そういえば、監督を追ったドキュメンタリー映画で、
かつてのコメディアン時代に、台詞の少ない作品を演じたときに
うけなかったことが耐えられず、それ以来、台詞の多い作品を
書くようになった、と言ってたような…(うろ覚えなので、違ってるかも)。