【今週の映画】
フラッと見てきました、『ブレイクアウト』

ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマン共演なわりに
公開規模が小さく、上映館が少ないため、
「私の心の中の見に行きたい映画リスト」 入りしてなかったですが、
ジョエル・シュマッカー監督作品だし、ということで、
ろくにあらすじも知らずに とりあえず見に行きました。
強盗に入られるとか 主人公の職業(宝石商)とかも、
え、そんな設定やったん、って感じでしたが
(ポスター見ただけだったので なんとなく予想外)、
悲惨な状況になってからが… 長い!
というか、劇中の9割が 悲惨な状況です。
強盗に入った側は、犯行がまったく計画通りに進まず迷走、
強盗に入られた側は、まさに生きるか死ぬかの瀬戸際なわけですが、
犯人も被害者も 互いに追い詰められてるという状況が長すぎて、
実際には1時間半の上映時間が、もっと長く感じられます。
ざっくりと大胆に場面転換されてるなー という印象の箇所が
ありますが、あの思い切りかたは、熟練の監督ゆえの表現なんだろうか。
ニコラス・ケイジは、変わらず こういうのに出そうだなーって
感じがしますが、ニコール・キッドマンは、オスカー獲得以後、
こういうタイプ(娯楽性重視のサスペンス)の映画には出ないのかと思ってたー。
