id:AntoineDoinel
あんとわのことを語る

【盆休みの映画

1982年発表『遊星からの物体X』の前日譚が描かれている、
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』

その 1982年の物体Xは、もともと
1951年に『遊星よりの物体X』として映画化された
短編小説の再映画化だったそうですが、それら2本は未見。

1982年のものが、まず SFホラーとして非常に有名で、
地球外生命体の描き方も 当時としては斬新だったそうで
話題になった、とのことですが、見たことなくて知らなかったため、
その前日譚であるこの作品のことも それほど期待しておらず、
なんとなく見に行ってみたら、思ってたより面白かった!

南極が舞台ですが、南極・雪山などが舞台の映画というのは、
どうしても 風景が単調に見えてしまいがちなため、
ストーリー自体に興味が持てないと、見た目に飽きてくる
ということがあるんですが(私の場合)、
閉ざされた空間で 互いに互いを信用できない、
しかし“それ”を外部に出さないためには 誰もここから
逃げることは許されない、というあたりのサスペンス的側面が
結構好みだったし、きもい地球外生命体が なかなかよかった
(B級作品やホラーなども見る映画ファン的には、
ああいうのは きもくてナンボです)。