現場である種即興的に映画を作っていくというマイク・リー監督。

『家族の庭』 は見たが、かつてカンヌでパルムドールを受賞した
『秘密と嘘』 はいまだに見ていない。
イランのアスガー・ファルハディ監督がふたたびベルリンで受賞し、
米ゴールデングローブ賞、そしてアカデミー賞でまで
外国語映画賞を受賞するに至った 『別離』。

なにかがひとつ違えば こんなことにはならなかったかもしれない、
それぞれに言い分があり、いいか悪いかでなく、黒でも白でもない。
起こってしまったことは もう取り返しがつかない。
常に予期せぬ方向に向かう人生と 翻弄され苦悩する人物を描いて、
脚本の評価が とにかく非常に高かった。
