『アルゴ』

ベン・アフレックの監督・主演作。
CIAによる人質救出作戦を描いていますが、
1980年頃の実際の事件がもとになっているとのこと。
CIAの作戦によって救出したという事実は、
クリントン大統領時代の1997年まで極秘扱いだったとか。
これの前にベン・アフレックが
監督・主演した作品『ザ・タウン』は
そうでもなかったですが、これは面白かった!
人質を “映画制作のスタッフ” であると偽って脱出させる、
という題材自体が(事実であるという点も含め)興味深いから、
という、ネタのよさも かなりあるとは思いますが…

ネタがいいからだとか言って、ベン・アフレックのことを
どうしても手放しでほめたたえることのできない私。
ベンさんがこれまで出演した作品で、
駄作(←婉曲に言う気なし)『パール・ハーバー』や
ぜんぜん面白くなかった『デアデビル』などは 見てしまったのに、
ヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞した『ハリウッドランド』
とか、評価されたやつに限って未見だから そうなってしまうのだろうか……
