【今週見に行った映画】
ラース・フォン・トリアー監督作品、
昨年のカンヌ国際映画祭 主演女優賞受賞作品、『メランコリア』。

昨年、同じくラース・フォン・トリアー監督の
作品である 『アンチ・クライスト』 を見た時、
正直、“見なくてもよかった…”、と思いました。
『アンチ・クライスト』 は、
こんな映画トリアーしか撮れへんわ、というような
映画です(あくまでも私の見方ですが)。
一方、この 『メランコリア』 は、美しかった。
今までに見た この監督の作品の中で、
これがいちばん好きだ、と思いました。
たとえば、本人は脚本を書いただけで 違う人が監督した、
という映画でも、脚本に 本人の色が出すぎていて、
別の監督の映画なのに 結局トリアー作品であるかのように
なってしまう、というほど 濃すぎる監督ですが、
『メランコリア』 では、ラース・フォン・トリアー色が
かなり薄かったように思います。
……ん?
なんだ、もしかして私は
ラース・フォン・トリアーのことが嫌いなのか?
(´ω`)。o 0 ( なんかもう、好きか嫌いかとかいう問題じゃないよな、トリアー作品はな… 好きか嫌いかで くくれんわ この監督は、特殊すぎて…… )
