【メモ】【新聞から】【勝手に引用】
「罵詈雑言市場」
>それが生まれた原因について、聖学院大の藤田孝典客員准教授(社会福祉学)は「(新自由主義による)中間層の崩壊のひと言に尽きる」と話す。
「この二十年間、労働者の給与所得は上がらず、努力しているのに稼げない、働いても報われないという不満がある。重病患者、生活保護、障害者に使うなら自分に使ってくれという思いでいる人が多い」
税金の使途のみならず、自己を中流と確認したい欲求も影響しているという。
「中間層が崩壊し、客観的にはすでに下層に含まれるが、中の下や中の中にいたいと思う人たちが、社会で一番大きなパイを占めている。下層にいることを認められず、より下か同じぐらいの層の人への批判によって、自分の立ち位置を確認しようとする心理が、罵詈雑言市場を支えている」
>(トランプ、ドゥテルテについて)北海道大の吉田徹教授(政治学)は「どちらも知識人ら既成の権威層を侮辱することで、彼らの犠牲になっていると信じる低所得層の支持をあつめた。発言は既存メディアから批判されたが、そのことがメディアの権力性を浮き立たせ、支持を固めた」と説く。
>吉田教授は新聞などの既存メディアに、一定の役割を期待する。「世論調査などを読む限り、国民の多数は罵詈雑言にそう関心はない。既存メディアは確実な事実を基にした報道で、ネット上での暴言に対応するべきだ。ネット上で『炎上(否定的なコメントが殺到すること)』が起きても無視したり、沈静化してから取り上げるなど、無害化する努力を意識すべきだ」
>(コラムニストの小田嶋隆氏は)「『まとめサイト』などはネット上の情報を引用してるだけ。見出しにつられて記事を見ると、ただの暴言だけということも。炎上商法を許さないためにも、安易に記事を閲覧しない勇気も持つべきだ」
