イタ語の学習者用ラダー本みたいなのをお仲間から借りてたの、慌てて読んだ。
Pasta per due、500語レベル、イラスト入りで版型A6、60ページくらいの。
リベロはネットで知り合ったタイ女性とイタリア語でメール交換していた。彼女ミンニがとうとうイタリアに遊びに来るというので、宿泊先に自宅を提供し、空港で待ち合わせる。自分のイタリア語に不安を感じるミンニを励ますリベロ。予想どおり言葉があやふや故のトラブルや失敗に次々出くわし、ミンニはだんだんつらくなっていく……
と書くと、すっごいきつそうなあらすじだ。いやでも笑えるのよ。
画像の顔しか知らないから待ち合わせに不安がるミンニに、リベロは「赤と黄色の服を来てくから」という。そんなハデな服ならわかるだろうと思ったら、その日サッカーの試合があって空港中ローマの赤黄ユニのサポーターだらけになる(笑)
「どなたがリベロ?」
と、タクシー運転手が「おれがリベロだ」と出てくる。リベロは名前にもなるけど、形容詞としては、自由な、フリーの。要するに、「どなたが空車?」「おれ空車ですよ」になる。
「ああ、あなたがリベロ! でもあなた黄赤じゃないのね」
「黄赤だって? おれはラツィオのもんだよ」
ここも、「ラツィオの出身」と「ラツィオのサポーター」のどっちとも取れるようになってる。
ここでやっと遅刻したリベロが来て……、みたいな。
