『火星の人』読了。
かなりネタバレるけど。
映画見たとき一番恐怖を感じたとこは、打ち上げ直前の、本当に何もできることがなくなってただただ人に生死を委ねるしかなくなったとこだった。だからそのあとワトニーが宇宙で自分のアイデアやっちゃった時に「ああもう身を委ねんのに耐えられんかったのね」と思った。原作はそこがそうではなかったのでそうよねやっぱりそうよね、と思ったのだった。フォーゲルのテザー扱いの絶妙さとか、スリリングだけど映画的には地味なのよね……
BONESで科学(者)と宗教のエピソードが出てくると反応しちゃうのだけど、こっちでもやっぱりそういうようなことを考えてたのだった。宗教に直接触れるのは十字架のとこだけだけど、そこではなくて、ワトニーだけではなく地球で守ろうと頑張って頑張って頑張ってる人たちが、最後の最後にはやれることはやり尽くしそして身を委ねるしかなくなるというところに。
人事を尽くして天命を待つ、ですか。でもちと違うか、言いたいことと。
神まかせとか言うけど、本来神まかせって、ここまでいくことだよな、と思ったの。
それにしても『インターステラー』も主人公は農夫でエンジニアだったなあ、と。そんなところもおもしろかったり。
