『マウス』の著者はそういう人を肉親に持った苦しみを、この作品にそのままぶつけている。彼は父親と生活を共にできない。父親を愛せない。 アウシュヴィッツに苦しめられるのは、アウシュヴィッツを直接体験した人だけではない。