過去の身元不明遺体を調査する仕事の途中で、駐車場裏のホームレス死体が、実は、911のときに国防総省近くにいてそのために死んだかもしれないとわかった。ホームレスだったため、いいかげんな調査しかされていなかったことがわかり、研究員全員がこの死体調査にとりかかる。以下は、ボーンズの助手たちの会話。アバーナシーは白人十代の男性、バジリは20代?のアラブ系でムスリム、エジソンは20代?アフリカ系男性。
アバーナシー「もしつらいなら君の負担が軽くなるよう、代わりに俺がなんでもやるよ」
バジリ「なんで僕だけがつらいと思うんだ?」
ア「だって君は同じ信仰を持ってる。あいつらと」
バ「君はエジソン博士と働くのがつらいか?」
ア「ああ、どういうこと?」
バ「君は同じ信仰を持ってる。聖書を使って奴隷制を正当化したやつらと」
ア「悪かった。そんな意味じゃなかったんだ」
バ「でも君が口にする言葉には意味があるんだ。君の思い込みや安易にひとくくりにするところに。旧約聖書の復讐や大虐殺はどうなんだ」
エジソン「もうやめろ。よせ。彼はまだこどもだ」
バ「そうだとしても、学ぶことはできる年齢だ。十字軍や宗教裁判は、平和をうたう宗教が導いたものだったか?違う。神よりも自分たちのほうが賢いと思い上がった人間たちの仕業だ。テロは信仰のせいじゃない。傲慢と偽善と憎悪のせいだ。飛行機をハイジャックした連中は僕の宗教もハイジャックした。僕の神を侮辱したんだ。だからちっともつらくなんかない。この被害者のために力を尽くし、あの日欠落した思いやりを示せるのは名誉なことだ」
(全員が黙り込む)
ア「ありがとう。先輩。お詫びします。それと、俺を正してくれて感謝します」
※ちなみにバジリは、ムスリム、というか「熱心な宗教信仰者でありなおかつ科学者であること」に対するいろいろな偏見を、それが偏見に過ぎないことを示すためのキャラクターとしてここまでにもいろいろな面を見せてくれてる。難しい役です。この役やってる俳優さんは、キャシー・ベイツ主演のドラマ『ハリーズ・ロウ』にも依頼者としてゲスト出演してるんだけど、そのときの役は「デートレイプにあった被害者」の役だった。http://h.hatena.ne.jp/dadako/315961420388238569
