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自分(id:dadako)のことを語る

あ、タイムスクープハンター見そびれた。
まあいいか、『The Mirror Crack'd』読み終えたから。やっと。
わたし、『オーロラ殺人事件』とこないだのドラマ化版となら、ドラマの方ができがよいように感じてたんだけど、原作への忠実度はやはりドラマの方が高かった。最初に出てくるマリーナの映画もたぶん唯一原作で言及されてたマリーナの映画の設定に近かった。
『オーロラ~』始めて見た時から気になってた
「マリーナ新作のネフェルティティは、エリザベス・テーラーの『クレオパトラ』から連想されたものに思えるけど、あれってクリスティによるあて書き?」
という疑問は解決。新作の内容については、原作では触れられてない。映画製作側の発想っぽい。
おもしろいのは、ドラマのマリーナがかなり映画のマリーナに引っ張られてる感があるところ。原作の彼女の線の細さみたいなのがだいぶ消えてるような。
ドラマは、ともかくあの瞬間の写真がすばらしいできだったので、あれだけで見る価値あったな。マリーナ役の女優さんがすばらしかった。

ドラマにも映画にも出てこなくて残念だったのは、ミス・マープル個人の生活描写(笑)。推理にはなんも関係ないから削られた(笑)。でもクリスティはそういうところの描写で大事なことや鋭いこと書いてくれるのがいいとこなんで、もったいない。
今回は、高齢者の独り暮らしは道義上問題と考えた周囲により、実際以上に年寄り扱いする介護人との同居生活を余儀なくされて、ほんとに老け込んでしまったミス・マープルが、自立生活を取り戻す話だった(だいたい合ってる(笑))。
何が一番印象に残ってるかというと、介護人がミス・マープル自身の意思と無関係に彼女の活動を決めてしまうことが多発するんだけど、それを示す描写で、介護人が使う主語がいつもIでなくWeだ、と心の中で指摘するところ。あなたは、でもわたしは、でもなく、わたしたちは。……いや確かにイライラさせられるだろうな(笑)

殺人事件の推理ものではなくもっと心理ものとして描いた映像化がほしいなー。