【今日の狂言】
万蔵さんとこで、『清水座頭』『蝸牛』の二曲。
最初のは座頭ものだけど、ちょっと違うパターン。数年前に病で全盲になったためごぜになった女が、夫を乞いに清水寺に願掛けにくる。同じ日に、座頭が妻乞いに清水寺にやってくる。そのふたりの出会いを描いたロマンスもの。座頭の謡の内容はこっけいだけど、他は正当なロマンスものでございました。
出会ったとき、二人は互いに相手が目の見える人間と思っているので、目が見えないのをからかわれてると思いこみ、やりとりもちぐはぐで、ぎすぎすした言葉を交わしあう、そこのところが哀しいしつらい。そのあとはしみじみした会話と展開でした。
ふつう、未婚の若い女は赤い着物を着てるのに、このごぜは赤い着物を着ていない。もちろんそこには意味があるんだよね。たぶん。今日は確かめられなかったけど。
『蝸牛』はあいかわらずの楽しい展開。わたしの斜め前に座ってる中学生男子(withおばあちゃん?)は狂言初めてとのことでしたが、大笑いしてました。
太一郎さんがすっかりヘアスタイル変わってて、ちょっと驚いた。長袴で片足ケンケン移動はきつかろう怖かろう、というか、見てる方だけかな。
行きの電車は寝っぱなしだったけど、公演は今日はばっちり見られて、満足感大きかったっす。
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