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Tips:スクワットは、回数を急に増やすと膝を痛める。調子を見ながら少しずつやってみよう。
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勝手に引用のことを語る

――私は「バラ物語」の一部分と、もう一つのお話を声を出して読み、奥方は満足してくれました。私が同じ言葉のつづりが変わっていることをいうと、奥方は、
 「つづりは、人それぞれのこと」といいました。「私には私の好みのつづりがあり、すきなように文字をえらぶ。私の息子たちも娘たちも、それぞれ、すきなようにしている。おまえもそうであろう?」
 「まちがえると叱られます」と私がいうと、奥方は、まちがえることなどあるはずがないといいました。そして、言葉は、だれでも自分の気分にまかせてつづればよいのであり、それが書くことのよろこびの一つであって、人には美しい言葉を作りだす自由がある、といいました。そして、おまえもいつもいつも同じつづりで書くようなつまらない者であってはいけない、といいました。
(アリソン・アトリー『時の旅人』)

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勝手に引用のことを語る

四年生になって歴史を習った時に、昔日本には「ひみこ」という女王がいたと聞きました。早速、家に帰って母に確かめたところ、母は大変驚いて、「そんな話は聞いたことがない」と言いました。母の時代には、日本神話からはじまって、歴代の天皇の名前を覚えたそうです。母は本当に時代が変わったのだと痛感したようでした。

(『光が照らす未来 照明デザインの仕事』石井幹子)