/ばっちゃんが言ってた

ノストラダムスの大予言が子供のときに流行ってて
おばあちゃんの家に一人で泊まった夜、急にそれを思い出して世界が滅亡しちゃうから怖くて眠れないと言ったら
「ばあちゃんは死んだらばあちゃんのお母さんと赤ちゃん（長男は赤ちゃんの時に亡くなった）に会えるからそんなに怖くない。
あんたが怖いならかわりになるって神様に頼んどくから寝なさい」
と言った。
おばあちゃんが死んだら嫌だ、余計に怖いと駄々をこねた私に
「みんなそうやってたすきを繋いでくんだよ、あんたがお母さんになってばあちゃんになったら次は孫の番だからね。
でも、その頃には待っててくれる人がいるから怖くないよ」
って言ってた。
その時は意味が良くわからなかったけど、今ならちょっとだけわかる。

でもたすき掛けたままなんだよなぁ、明日と言わずもうちょっと待っててよ。

「あんなめんごくねことすんな」
　
夏休み、父の実家にいってテレビを見ていたとき
カーリーヘアの出演者を見て、パーマをかけるな、と。
中学生のとき、祖母は亡くなってしまい、
中学を卒業して、パーマをかけてみたけど
かけどもかけども、すぐワカメ。
祖母の呪いではないけど、アタクシの髪質はとにかくかかりにくいらしい。
以来、祖母のいいつけどおり、ずーっとストレート。
ちなみに父も含めて、父方は天然パーマ率が高い。
幼い頃はそれに憧れてた。(今もちょっと)