「僕が殺した人と僕を殺した人」東山彰良
・あぁ…、何とも言えない…
・どなたか、他の読んだ方、切に乞い願う感想
・牛肉麺はおいしい
お話しするにはログインしてください。
読了のことを語る
読了のことを語る
「名句徹底鑑賞ドリル」高柳克弘
そんなこと聞いたことなかったよーっていうことが書いてあったり、面白かったです
読了のことを語る
「岸本尚毅の俳句一問一答」
すっごくわかりやすい!
読了のことを語る
2017 年 12 月
能町みね子『お話は伺っております』
大島正二『中国語の歴史』(再)
トーベ・ヤンソン『石の野原』(再)
大岡昇平『事件』
パオロ・マッツァリーノ『世間を渡る読書術』
髙橋昌一郎『反オカルト論』
若竹七海『御子柴くんと遠距離バディ』
『反オカルト論』は「へー」というようなことが書いてあって興味深いのですが、残念ながら著者の差別意識がばりばりと主張しており、その壁に水を差されました。大岡昇平はやっぱりおもしろい、来年はちょこちょこ大岡昇平読んでいこう、と思いつつ、うちにある大岡昇平は全集(ねっころがって読めない大きさ)なので、文庫で読みたいなあなどと贅沢なことを考えました。若竹七海の新しいの、よかったですよ。ファンのみなさんはもう読まれまして?
読了のことを語る
『片付けない作家と西の天狗』笙野頼子
・年寄り猫一匹+保護野良3匹たちと生活するため千葉にローン組んで引っ越した、その後の至福(と哀切)。でもエッセイではない。
・この本(短編集)全体のど真ん中(作者いわくここを読まねば先に進めないところ)に、猫(特に保護猫)との生活してる人にはツボにはまるに違いない数ページがはまってて、もうほんとにニヤニヤしっぱなしだった。くるねこさんちのネタみたいなあれ。
・だからこそこのあとがきは動転する。わたしは『猫道』でかこのあとがきだけ先に読んでいたので、だからよけいにその至福っぷりにつつまれたのかもしれない。
・「極左神道」の説明がとてもわかりやすかった(笑)
・わたしもしばらく天狗についてもらいたい
・それにしても次から次に一人の人を読みたくなるのは久しぶり。
読了のことを語る
『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』
・ありきたりな例え方をするなら、もっと腕のいい職人のいる店で食いたかったなこんなネタ、って感じの寿司屋。職人がいればそこにある河豚だって食えんのに。
・マツコの知らない世界的なものを期待してたら、ちょっと分厚いキャンパスガイドだった。こういうのってインタビュアーの力量が残酷なほどに出る。
・これにこのタイトルつけた人は営業としてはうまいんだろうけどね……
・わたし個人として、古典音楽のとこだけは、ちょっと「マツコの知らない世界」だった。これもでも、藝大の魅力というよりは、古典音楽そのもの(とそれに夢中になっている(ことを言葉で説明できる)人)の魅力。
読了のことを語る
『猫道 単身転々小説集』笙野頼子
・猫以前、の『居場所もなかった』が、読んでるときにはつらいのに、同居人に内容説明してたら途中げらげら笑ってた(自分が)。なんでだ(笑) NHKで不動産ワールド実写化してほしい。こういうのの実物化うまいはず。
・猫以後の小説は、読んでてしきりにうちの猫を撫でたくなった。出会いと同居の話は別の本にあって、こちらは、愛する大事な家族との別れをどう自分に落とし込むか、という話が主かな。『おはよう水晶、おやすみ水晶』が本書の最後の短編とあとがきの間に入る。
・図書館で借りたのだけど、かなり充実した年譜がついてるし、何度も読みたくなること必至な感じがあったんで、注文した。買って誰かに貸したくなるくらいのおすすめ。
読了のことを語る
はてなブログで感想を書きました。
『紙の動物園』ケン・リュウ
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2017/12/09/200058
読み始めてからこのキーワードをたどったら、同じのを読んだハイカーさんを見つけるというね。
読了のことを語る
「あなたの俳句はなぜ佳作どまりなのか」辻桃子
タイトルの恐ろしさに気になっていた本ですが、内容は怖くはありませんでした
結社の方の句を鑑賞、解説、添削しつつ、基本や応用をわかりやすく書いてあって、ああしろ、こうしろ、ここを改めろと厳しく諌める本ではありませんでした
俳句の詠み方よりも、連衆のあり方とか、俳句、俳友との付き合い方とか、そういうことが、俳人を目指すわけではない俳句好きな人に向けて語ってあるかんじで、面白かったです
この方、昨年度NHK俳句テキストに連載されていたエッセイに、いろいろな方から寄せられる「俳句詠んだけど、上手く…[全文を見る]
読了のことを語る
ル・カレ「スパイたちの遺産」
・ほんとにもう遺産とか遺言とかそういうの。
・めいっぱいがんばってヨーロッパかあ。わかってたけど。
・もはや «スカート穿いてたら誰でも »の域じゃね?
読了のことを語る
11月
今村夏子『こちらあみ子』
今村夏子『星の子』
東山彰良『僕が殺した人と僕を殺した人』
今村夏子『あひる』
吉川凪『京城のダダ、東京のダダ』
今村夏子、おもしろいよ。おすすめです。語彙の少ない語り手なんだけど、いわゆる「信用のおけない語り手」的な感じがしない。語り手に何かを隠そうとか、読者をだまそうとか、あるいは読者を利用しようとか、そういう意識が全然、全く、感じられない。すごい。東山彰良の今年の新作『僕が殺した人と僕を殺した人』も上品で良かったですよ。読者を大事にしてくれている感じがしました。そして、吉川凪『京城のダダ、東京のダダ』はもっと売れてほしい! 出たのが数年前なのですが、今またぜひぜひ話題になってほしい。映画になってもよい。
読了のことを語る
はてなブログで感想を書きました。
スヌスムムリクの恋人 著者:野島伸司
http://nakanohitsuji.hatenablog.com/entry/2017/11/25/200000
読了のことを語る
10 月
カズオ・イシグロ『浮世の画家』(再読)
木村英樹『中国語 はじめの一歩』
フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』(再読)
さすがに三冊しか読んでいないのでどれも印象が鮮明です。『浮世の画家』に出てきたガキンチョがほんとにリアルに憎たらしくてその筆力に圧倒されました。あいつ、目の前にいたらはったおしそう。『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』は初めて読んだときと寸分たがわないこわさを味わいました。ほんとに読んだのかと疑いが生じるころに、前回読んだときのブックマークが出てきて「へえ」と思いました。楽しかった。…[全文を見る]
読了のことを語る
「ランチのアッコちゃん」を読んだことがあるのでそのつもりで借りてきたら、悪い夢を見ているような気分を味わえました。風邪薬のせいもあるかもですが。
手元には置きたくない本だけど面白かったよ。熱でボンヤリしてるし、このチャンスに放置していたもう一冊いけるかな?☺️
読了のことを語る
9月は一冊しか読みませんでした。
・岩下 明裕 『入門 国境学 - 領土、主権、イデオロギー 』(中公新書)
境界研究(ボーダースタディーズ)の入門書。おもしろかった! 次に何を読んだら良いかあたりもついたし、よかったです。
9 月は昼間仕事で読んでいたものが、自分にとっては若干ハードだったので、夜は漫画を読んですやすや寝ていました。10 月は平常運転に戻れるので、ほっとしています。
読了のことを語る
読了のことを語る
×もちろん生き難さがすべて消えるわけではない(確定前の年月と体験が消えるわけではないから)
○もちろん生き難さがすべて消えるわけではない(確定前の年月と体験が消えるわけではないし、寛解はあっても完治はないから)
読了のことを語る
ビストロ ・パ・マルシリーズ、ハイクで教えてもらって大好きになったやつ。
今回も面白かった!
読了のことを語る
『未闘病記 膠原病、「混合性結合組織病」の』笙野頼子
病名の確定によって、これまでの生き難さはずっと自分の不器用のせいだと思っていたらむしろ身体的な不具合による部分が大だったとわかり、適切な投薬と治療によって確定前より「なんでも/できる」ようになる、その複雑な思い。って、わかる人多いと思う。膠原病に限らず。もちろん生き難さがすべて消えるわけではない(確定前の年月と体験が消えるわけではないから)、ということも含めて。
著者はその作品内で「私」を書きつけ続けてきた人なので、確定前の、病みぐあい、みたいなものも過去の作品に書きつけられて…[全文を見る]
読了のことを語る
後者では、ドルコスト投資法をボッコボコに非難しているけれど、個人の場合でも、従業員持株会のように、インサイダー取引の嫌疑を避けるため、原則常に定額で買う体裁が必要とされる場合がある。それを無視しているのは、読者の対象から上場企業勤務者を外しているのかも知れない。