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うさのことを語る
花うさぎ無計画発電所のことを語る
花うさぎのことを語る
なお、「夢のように、おりてくるもの」本編のクランチマガジン掲載ページは2014年9月末日現在で 39,648 ビューに達しております。☆4万ビューは目前だ☆
ここ、はてなハイクで見守り育てて下さった多くの方々を含むたくさんの方々の応援に感謝申し上げます。
クランチマガジン掲載ページ https://i.crunchers.jp/data/work/393
花うさぎのことを語る
ピンクのエプロン by usaurara
21. てふ
蝶は日本中から飛んでくる。
この時代に、蜜の在り処まではひとっとびだ。
ある種の花をある種の蝶が好み、別の種の花を別の種の蝶が好む。
花の咲く場所がどこであろうと蝶には関係がない。
花の名前も格付けも知ったことではない。
ところで以前知ったのだが、花をより美しく進化させたいわゆる「園芸種」の花は蝶に人気がないらしい。
そういう花は蜜の分泌機能が低下しているのだという。
たっぷりと滋味のある蜜が吸いたくて蝶は飛んでくる。
ここでこれを書く私自身が、その群れの一匹だ。
飛び立ちたい、今すぐ。(訳:腹減ったw)
おかげさまで「夢のように、おりてくるもの」本編の閲覧数が20000ビューを超えました。
このエッセイの閲覧への感謝とともに、皆様に御礼申し上げます。
花うさぎのことを語る
ピンクのエプロン by usaurara
20. 北へ
フィンランドのロードムービーを観た。南のヘルシンキから600キロ、凍てつく景色を北へと走る。
その映画のなかで、寝床にはいった孫娘に老人が話を聞かせるシーンがあった。極限に追い詰められたものが出遭う小さな幸福。
実際にあの国で今も語られるものか、忘れられた古いものか、映画のオリジナルか、そもそも設定として「老人の即興」とされているのかはっきりしないが、あの自然に暮らす人々にふさわしい厳しく美しい寓話だった。
こう書いたら暗い映画と思われてしまうが、筋もキャラクターもほどよくハチャメチャで終…[全文を見る]
うさのことを語る
友人がいないのは誇張じゃないです。本当に話したいと思うひととしか会おうと思わないし、そんなひとはネットにしかいないし、ネットのひととは会わないし、結局誰とも会わないなあw それで寂しいともあんまり思わないよ。
短歌のことを語る
ひとりごとのことを語る
三日間ダンナが腰痛で亀状態でしたが今日は座薬と飲み薬で抑えながら家を出ました。いつ帰ってくるかわからんので今のうちにと思って音楽ガンガンでお絵かきしようと思います。 おはよう^^
友人の主な職業のことを語る
友人がいないですw おはよう^^
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ピンクのエプロン by usaurara
19. 紅い芍薬 闇に蛍
兄を亡くした季節が初夏だったせいか、黒髪君の「喪失」もそのころのような気がした。
制服のジャケットは、クリーニングに出そうと部屋の端に吊り下げられていただろう。
カッターシャツは洗いあがっている。
洗ったひとはもうここにいない。
彼は鏡をみている。
その向こうをみている。
さて、衣替えのシーズンだ。
ものを右から左へ動かしただけでもひとはときめいてしまうらしい。
高血圧のわたしは用心せねばならない。
同様に、お嬢さんがたは夏に用心せねばならないらしい。
夏は恋の季節で、恋は人生が片付くときめきの魔法となることもあるから。
花うさぎのことを語る
ピンクのエプロン by usaurara
18. おおきなにもつ
先日愛さんから茶髪君について耳打ちされた。
それはとてもおおきなものなのだと。
「そ、そうだったんですか。それは存じませんでした。今後はしっかりとその点に留意して描かせていただきます!」
人と人が出会うとき必ずそれぞれに荷物を背負っていて、ゼロから始めることなんかできない。
そういう話を、この連載当初彼女としたなと思い出している。
出遭いというものを、ゼロから始められたならどんなに楽だろう・・・・・・。
あの頃彼女は「どうしても、どうしても、恋愛が書きたいのだ」と言った。
「なのに、お前には書けないと言われた」と嘆いた。
マイナスからの出発でも、ひとは歩かないわけにはいかない。
何度でも、歩き始める。
さて、冒頭の耳打ちについてだが、正確に言うと「にもつ」の話ではない。
2ではなく1である。
花うさぎのことを語る
ピンクのエプロン by usaurara
17. 楽園
水底から手を伸ばし
その掌にちからを蓄え
花を咲かせる睡蓮をガラス越しに眺めるのは
守れなかった罪に
さらにその忘却を赦しそうになる罪に
身を浸すためだ
楽園のように光あふれるバスタブの
水は悔恨に満ちている
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ピンクのエプロン by usaurara
16. 休眠と覚醒
「目覚め」には光と温度と時間が関係する。
彼は最上階にある施設の研究員であり花守でもある。
毎年水ぬるむころには研究と関係のない観賞用スイレンの目覚めが気になるのだ。
クリスマスのコミックは当初「クリスマスもので二人の距離がちょっと近づくお話」をやろうということだった。でもそれだけではあまりに小さい。ただ甘酸っぱいだけの小咄になる。もっと掘り下げて描きたいと欲が出た。
二人の関係が成立する直前に、茶髪君がその準備をする工程を組み入れてはどうだろう・・・・・・。
まず「ラスボス、どう?…[全文を見る]
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ピンクのエプロン by usaurara
15. みぎ、ひだり、みぎ、ひだり
リアルという言葉をよく使うようになったとき、それはバーチャルと対立させたものだった。
2014年の今、それらは自転車のペダルのようにクルクルと追いかけあいながら時代を前へと運んでゆく。
第二部タイトルにあるように車輪のイメージもこの物語のモチーフだ。
いくつものギアがそれぞれの回転をしており、それがより大きな運動をつくる世界。しらずしらずにひとは隣り合ったギアを廻している。
相棒のペダルはとてもゆっくり進む。
ローギアで。
それは何かを得るためには都合の悪いことかも知れないが、けっして悪いことではない。
短歌のことを語る
ぎやまんの切子ガラスはカテドラル祇園囃子は天から届く
(初夏 京都三条のカフェ)
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14. 燃え立つ
今日は躑躅(つつじ)を見に出かけたのに、今年は花付きが悪くてちょっと残念でした。(この写真は去年のもの)
さて、店長の娘は店長の娘なので勿体ぶったことが嫌いです。活発です。毛深さと情の篤さを引き継いでいます。きっと赤がよく似合う。
小説と違って挿絵やコミックを描くとなるとキャラクターに服を着せなきゃならない。時代設定、性格、社会的地位等を考えあわせて読者に「ありそう」と感じてもらわないといけない。なかなかめんどくさいです。(わたしはファッション好きなので苦にはなりませんが)
私は…[全文を見る]
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13. HAPPY BIRTHDAY!
あかりはずいぶん前に落とされている。壁づたいに反射してくるオレンジいろの光がほのかにのど骨や顎の輪郭を描く。ボタンを手早く3つ外して少し手をとめる・・・。
・・・といったかんじで、今日掲載ぶん(https://i.crunchers.jp/data/content/393/12562)のワンシーンを描いてみた。
コラボ発足時「新しいことを考えすぎないで実践してみよう、性表現についてもお互いにこれまでより一歩踏み込もう」と約束したものの、連載場所はいわゆるオタク向けではなく中高生が混じる一般的なSNS。小説と違い伝達性の高い「絵…[全文を見る]
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12. 花の散る音
小さいころから聴こえぬ耳をひとつ持っている。面倒で、そんなお飾りはないほうがマシとさえ思ったものだ。
が、聴こえすぎる耳というのもきっとつらい。拾いたくないノイズを拾う日が続けば、そのひとは侵入を防ぐために心に壁を積み始めるだろう。「うじうじくん」と読者からネーミングされる彼=黒髪君は、他者との接触に少しの困難が生じる運命をはじめから負っている。
他者から「ぼんやり」にも見えるその佇まいは、彼だけのものではなく彼ら共通のものではなかろうか。
それは、何も起こらぬ日などありはしないのに「今日もいい一日だった」とひとが日々を送るのと同じ安穏さで彼らが日々を送るための「手立て」なのではなかろうか。
花うさぎのことを語る
ピンクのエプロン by usaurara
11. 問題の在り処(ありか)
パソコン用お絵かきソフトを少し使えるようになってくると、そのなめらかな描線や特殊効果で印象を強めた絵が空疎にみえて仕方なくなった。簡素でいい。自分の線をもっと大事にした絵を描かなければ。そう思ったところに持ち上がったのがこのコラボ話である。(自分が口説いたんだけどねw)
二つ返事だった。
「えっ・・・いいんですか、そんな丸呑みで!」
「ええいいんです。わたしは臆病すぎるからそれくらいでちょうどいいんです」
「絵に造詣の深いこのひとがわたしのレベルに満足してくれているのか」…[全文を見る]
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ピンクのエプロン by usaurara
10. うねる身体
子どもの日なので鯉のぼりの話を。
大都会の海辺でそれが浅瀬なら、小さな屋根が押し合いへし合いする街がそこに寄り添っている。一目で違法建築とわかるもの。バラックみたいな物干し台がのっかったもの。こんな街なら猫には天国だね!というわけで縞と黒の舞台はここになった。(「縞と黒」は「茶髪君が動いている絵が描きたいの!」という一心で気まぐれ更新しているコマ漫画です)
最近美しい鯉にお目にかからない。昔のしっかり重い鯉の染めは、無秩序な明暗がありやさしい質感が感じられた。そしてその大きさと…[全文を見る]















